中央値とは
中央値とは、データを昇順に並べたときの中央の値です。外れ値の影響を受けにくい代表値として重要です。
この用語はG検定シラバスの「37. 数理・統計」に含まれます。 章全体の用語は用語解説⑥(全52語)にまとまっています。
一言でいうと
データを小さい順に並べたとき、ちょうど真ん中に来る値です。
なぜ外れ値に強いのか
中央値は値の大きさではなく順位で決まります。最大値がいくら極端でも「一番大きい」ことに変わりはなく、中央の位置は動きません。
そのため平均と違い、少数の極端な値に引きずられません。年収や住宅価格など、分布が偏るデータでは中央値のほうが実感に近い値になります。
データ数が偶数のとき
データが偶数個なら中央がありません。その場合は中央の2つの値の平均を中央値とします。
なおMAEが外れ値に強いのも同じ理屈です。絶対値や順位で扱うと外れ値の影響が抑えられる——統計に共通する性質です。
四分位数への広がり
中央値はデータを2等分する位置の値です。これを4等分に広げたものが四分位数です。
- 第1四分位数:下から25%の位置
- 第2四分位数:中央値そのもの
- 第3四分位数:下から75%の位置
第3と第1の差を四分位範囲と呼び、外れ値の判定基準としてよく使われます。箱ひげ図はこの考え方を可視化したものです。
🎯 G検定での押さえどころ
- データを並べたときの中央の値
- 外れ値の影響を受けにくい
- 偶数個なら中央2つの平均を取る
⚠️ よくある誤りの選択肢
- 「中央値は外れ値の影響を大きく受ける」→ 誤り。受けにくい指標です
📘 もっと深く学ぶ
- 数式レベルまで踏み込んだ解説 → 医療AIナビ「一般的な確率分布」(E資格向け)
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