平均とは
平均とは、全データの総和を個数で割った代表値です。最も基本的な指標ですが、外れ値の影響を受けやすい点に注意が必要です。
この用語はG検定シラバスの「37. 数理・統計」に含まれます。 章全体の用語は用語解説⑥(全52語)にまとまっています。
一言でいうと
すべての値を足して個数で割った、最も基本的な代表値です。
外れ値に弱い
4人の年収が400万・450万・500万・550万なら平均は475万です。ここに1人だけ1億円の人が加わると平均は約2,380万になります。
5人中4人が500万前後なのに、平均は実態とかけ離れます。こうした場合は中央値のほうが実態を表します。
機械学習での位置づけ
平均は分散や標準偏差の計算の基礎になります。また期待値は確率で重み付けした平均にあたります。
データを平均0・分散1に整える標準化はバッチ正規化にも通じる基本的な前処理です。
加重平均という考え方
すべての値を同じ重みで扱うのが単純な平均です。これに対し値ごとに重みを変えて平均するのが加重平均です。
たとえば人数の違うクラスの平均点を合算するとき、単純に平均すると人数の少ないクラスが過大に効いてしまいます。
確率を重みとした加重平均が期待値にあたります。ニューラルネットワークの重み付き和も同じ構造をしています。
混同しやすい用語との違い
| 用語 | ポイント |
|---|---|
| 平均 | 総和÷個数。外れ値に弱い |
| 中央値 | 真ん中の値。外れ値に強い |
| 最頻値 | 最も多く出る値 |
🎯 G検定での押さえどころ
- 総和 ÷ 個数で求める代表値
- 外れ値の影響を受けやすい
- 中央値との使い分けを押さえたい
⚠️ よくある誤りの選択肢
- 「平均は外れ値の影響を受けにくい代表値である」→ 誤り。受けやすい指標です
📘 もっと深く学ぶ
- 数式レベルまで踏み込んだ解説 → 医療AIナビ「一般的な確率分布」(E資格向け)
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