第三者提供とは
第三者提供とは、個人データを本人以外の第三者に提供することで、原則として本人の同意が必要です。法令に基づく場合や委託などの例外が重要な論点になります。
この用語はG検定シラバスの「1. 個人情報保護法」に含まれます。 章全体の用語は用語解説⑦(全39語)にまとまっています。
一言でいうと
集めた個人データを、他の会社や組織に渡すことです。
原則は本人の同意
本人は提供先まで想定して情報を渡したわけではありません。知らないうちに別の組織へ渡ることは本人の予測を超えます。
そのため提供のたびに本人の同意を得ることが原則とされています。対象は個人データであり、整理されていない個人情報はこの規制の対象外です。
第三者提供に当たらない場合
- 委託:利用目的の達成に必要な範囲で取り扱いを任せる場合
- 事業承継:合併などに伴って引き継がれる場合
- 共同利用:あらかじめ範囲などを通知・公表したうえで共同で使う場合
これらは「第三者」に当たらないという整理であり、同意は不要です。ただし委託先の監督義務などは残ります。
例外と記録義務
法令に基づく場合や、人の生命・身体・財産の保護に必要で本人の同意を得ることが困難な場合などは、同意なしに提供できます。
また、第三者提供を行った際は提供元・提供先ともに記録を作成し保存する義務があります。データがどこへ流れたかを追跡できるようにするための仕組みです。
混同しやすい用語との違い
| 用語 | ポイント |
|---|---|
| 第三者提供 | 本人同意が原則必要 |
| 委託 | 第三者提供に当たらない。同意は不要だが監督義務あり |
🎯 G検定での押さえどころ
- 原則として本人の同意が必要
- 委託・事業承継・共同利用は第三者提供に当たらない
- 提供元・提供先の双方に記録義務がある
⚠️ よくある誤りの選択肢
- 「委託先へのデータ提供には本人の同意が必要である」→ 誤り。第三者提供に当たりません
関連する用語
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