⑦ AIに関する法律と契約 / 3. 特許法
特許権とは
特許権とは、発明を独占的に実施できる産業財産権です。出願後、審査を経て登録されて初めて発生する点が、自動的に発生する著作権との大きな違いです。
この用語はG検定シラバスの「3. 特許法」に含まれます。 章全体の用語は用語解説⑦(全39語)にまとまっています。
一言でいうと
発明を独り占めして使える権利。出願して審査に通ると得られます。
権利になるまでの流れ
出願しただけでは権利にならない点が押さえどころです。
著作権との対比
| 特許権 | 著作権 | |
|---|---|---|
| 発生 | 審査・登録が必要 | 創作と同時に自動 |
| 守るもの | 技術的なアイデア | 創作的な表現 |
| 存続期間 | 出願から20年 | 原則として著作者の死後70年 |
この対比はG検定の定番です。発生の仕方と保護対象の違いをセットで覚えておくと確実です。
公開と引き換えの独占
特許は発明の内容を公開する代わりに独占を認める制度です。技術を社会に共有し、さらなる発展を促す狙いがあります。
そのため公開したくない技術は、あえて出願せず営業秘密として管理する選択もあります。公開して20年独占するか、秘密にして守り続けるか——AI開発でも実際に押さえる判断です。
混同しやすい用語との違い
| 用語 | ポイント |
|---|---|
| 特許権 | 審査・登録が必要。技術的なアイデアを保護 |
| 著作権 | 創作と同時に自動発生。創作的な表現を保護 |
🎯 G検定での押さえどころ
- 出願・審査・登録を経て発生する
- 存続期間は出願から20年
- 著作権(自動発生)との違いが重要
⚠️ よくある誤りの選択肢
- 「特許権は出願した時点で発生する」→ 誤り。審査を経て登録されて発生します
この用語を覚えたら
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