⑤ ディープラーニングの応用例 / 26. 画像認識
物体識別とは
物体識別とは、画像全体に写っている物体のカテゴリ判定を1つまたは複数行うタスクです。
この用語はG検定シラバスの「26. 画像認識」に含まれます。 章全体の用語は用語解説⑤(全133語)にまとまっています。
一言でいうと
画像に何が写っているかを答えるタスク。位置は問いません。
位置は答えない
物体識別が答えるのは「何が写っているか」だけです。「犬」と答えれば十分で、どこにいるかは問われません。
これは分類問題そのものであり、画像認識の中で最も基本的なタスクです。ILSVRCで競われたのも主にこのタスクでした。
他のタスクとの関係
| タスク | 出力 |
|---|---|
| 物体識別 | カテゴリのみ |
| 物体検出 | カテゴリ+位置(枠) |
| セマンティックセグメンテーション | 画素単位のカテゴリ |
出力の細かさで区別するのが確実な覚え方です。
マルチラベル分類
1枚の画像に複数の物体が写っている場合、複数のラベルを同時に付けることがあります。これをマルチラベル分類と呼びます。
多クラス分類が「どれか1つ」を選ぶのに対し、マルチラベルは「当てはまるものすべて」を選びます。区別しておきましょう。
混同しやすい用語との違い
| 用語 | ポイント |
|---|---|
| 物体識別 | カテゴリのみ |
| 物体検出 | カテゴリ+位置(境界ボックス) |
| セグメンテーション | 画素単位のカテゴリ |
🎯 G検定での押さえどころ
- カテゴリのみを答える(位置は問わない)
- 画像認識の最も基本的なタスク
- 物体検出(位置も答える)との違い
⚠️ よくある誤りの選択肢
- 「物体識別では物体の位置も出力する」→ 誤り。それは物体検出です
📘 もっと深く学ぶ
- 数式レベルまで踏み込んだ解説 → 医療AIナビ「画像認識の概要」(E資格向け)
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