G検定対策
⑤ ディープラーニングの応用例 / 26. 画像認識

セマンティックセグメンテーションとは

セマンティックセグメンテーションとは、画像内の全ピクセルに「道路」「車」などのラベルを割り当てる手法です。個体の区別は行わない点が最大のポイントです。

この用語はG検定シラバスの「26. 画像認識」に含まれます。 章全体の用語は用語解説⑤(全133語)にまとまっています。

一言でいうと

画像の1画素ずつに「これは何か」のラベルを付けるタスクです。個体は区別しません。

個体を区別しないとは

3人の人物が並んで写っていても、セマンティックセグメンテーションではすべて「人」という同じラベルになります。3人が1つの領域として塗られます。

個体を区別したい場合はインスタンスセグメンテーションを使います。この違いは重要です。

3つのセグメンテーションの整理

種類個体の区別背景の分類
セマンティックしないする
インスタンスするしない
パノプティックするする

代表的なモデルはFCNUNetPSPNetDeepLabです。

画像分類・物体検出・セマンティックセグメンテーション・インスタンスセグメンテーションの違い
右にいくほど細かい情報を出力する。セマンティックは同じクラスの個体を区別せず、インスタンスは区別する——ここがG検定対策で最も重要な違い。両方を同時に扱うものはパノプティックセグメンテーションと呼ばれる。

自動運転での用途

自動運転では「どこが走行可能な路面か」を画素単位で知る必要があります。枠で囲むだけでは不十分です。

路面・歩道・建物といった背景の分類はまさにセマンティックセグメンテーションの領域です。個体を区別する必要がない対象にはこの手法が適しています。

混同しやすい用語との違い

用語ポイント
セマンティック個体を区別しない。背景も分類
インスタンス個体を区別する。背景は対象外
パノプティック個体の区別と背景の分類を両立

🎯 G検定での押さえどころ

  • 全画素にラベルを割り当てる
  • 個体は区別しない(最重要)
  • 背景(空・道路など)も分類対象になる

⚠️ よくある誤りの選択肢

  • 「セマンティックセグメンテーションは個体ごとに区別する」→ 誤り。区別しません
  • 「セマンティックセグメンテーションは境界ボックスを出力する」→ 誤り。画素単位のラベルです

📘 もっと深く学ぶ

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