G検定対策
⑤ ディープラーニングの応用例 / 26. 画像認識

FCN (Fully Convolutional Network)とは

FCNとは、全結合層を畳み込み層に置き換え、ネットワーク全体を畳み込みベースにしたセグメンテーションモデルです。任意サイズの画像入力が可能で、ピクセル単位の分類を実現しました。

この用語はG検定シラバスの「26. 画像認識」に含まれます。 章全体の用語は用語解説⑤(全133語)にまとまっています。

一言でいうと

全結合層を畳み込み層に置き換えた、セグメンテーションの元祖モデルです。

なぜ全結合層をなくすのか

全結合層は入力サイズが固定されます。また画像を1列に並べてしまうため位置の情報が失われます

画素単位で分類したいセグメンテーションではどちらも致命的です。そこで全結合層を1×1の畳み込みに置き換えることで、位置情報を保ったまま、任意サイズの入力に対応できるようにしました。

小さくなった特徴を元に戻す

畳み込みとプーリングを重ねると出力は小さくなります。入力画像と同じ大きさの結果を得るには拡大(アップサンプリング)が必要です。

FCNではこの拡大を学習可能な形で行い、浅い層の情報も組み合わせて境界を補正しました。この考え方はUNetへ発展していきます。

アップサンプリングの方法

小さくなった特徴マップを元のサイズに戻す方法には、逆畳み込み(転置畳み込み)や単純な補間があります。

逆畳み込みは拡大の仕方自体を学習できる点が利点です。セグメンテーションや画像生成で広く使われます。

🎯 G検定での押さえどころ

  • 全結合層を畳み込み層に置き換えた構成
  • 任意サイズの入力に対応できる
  • セグメンテーションの基礎となったモデル

⚠️ よくある誤りの選択肢

  • 「FCNは全結合層で最終的な分類を行う」→ 誤り。全結合層を使いません

📘 もっと深く学ぶ

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