ブートストラップサンプリングとは
ブートストラップサンプリングとは、同じデータを重複して抽出することを許したランダムサンプリング(復元抽出)です。限られたデータから複数の学習用データ集合を作れる点が重要です。
この用語はG検定シラバスの「7. 教師あり学習」に含まれます。 章全体の用語は用語解説②(全62語)にまとまっています。
一言でいうと
同じデータを何度選んでもよいルールでランダムに取り出す抽出方法です。
「重複を許す」ことの意味
袋から玉を取り出したあと、その玉を袋に戻してから次を引く方式です。そのため同じデータが複数回選ばれることもあれば、一度も選ばれないデータも出てきます。
結果として、元のデータと少しずつ違うデータ集合をいくつも作れます。この「少しずつ違う」ことが、バギングで多様なモデルを育てるための前提になります。
どこで使われるか
バギングの前提であり、ランダムフォレストでも各決定木を学習させる際に用いられます。
どれくらいのデータが選ばれないのか
元データと同じ件数だけ復元抽出すると、およそ3分の1のデータは一度も選ばれません。
この選ばれなかったデータがOOBデータとしてバギングやランダムフォレストの性能推定に活用されます。重複を許すからこそ生まれる副産物です。
🎯 G検定での押さえどころ
- 重複を許す(復元抽出)
- 限られたデータから複数のデータ集合を作れる
- バギング・ランダムフォレストの前提となる
⚠️ よくある誤りの選択肢
- 「ブートストラップサンプリングは重複を許さない抽出である」→ 誤り。重複を許します
- 「すべてのデータが必ず1回は選ばれる」→ 誤り。選ばれないデータも生じます
📘 もっと深く学ぶ
- 数式レベルまで踏み込んだ解説 → 医療AIナビ「Random Forest」(E資格向け)
関連する用語
ご利用にあたって 本ページの内容は、JDLAが公開しているG検定シラバス2024や公式テキストなど、一般に公開されている情報をもとに独自に整理・解説したものです。実際の試験の出題内容を示すものではなく、また合格を保証するものでもありません。制度・法令・試験要項は変更されることがあるため、最新の情報は必ずJDLA公式サイトでご確認ください。