確率密度とは
確率密度とは、連続確率分布において、ある値の周辺にデータが出現する確率の濃さを表す関数です。確率そのものではなく、積分によって確率が求まる点が重要です。
この用語はG検定シラバスの「37. 数理・統計」に含まれます。 章全体の用語は用語解説⑥(全52語)にまとまっています。
一言でいうと
連続した値をとる分布で、「その辺りにどれくらい集中しているか」を表す関数です。
なぜ確率そのものではないのか
連続型では「身長がちょうど170.000…cm」の確率は0になります。無限に細かい値のどれか1点をピタリと取る確率は0だからです。
そこで「170cmから171cmの間」という範囲で考えます。その範囲で確率密度を積分した値(=グラフの面積)が確率になります。
離散型との対比
| 型 | 確率の求め方 |
|---|---|
| 離散型 | その値の確率をそのまま読む |
| 連続型 | 密度を範囲で積分する |
正規分布の釣鐘型の曲線が典型例です。曲線全体の面積は1になります。
密度の値は1を超えることがある
確率は必ず0〜1に収まります。しかし確率密度は1を超えても構いません。
幅0.1の狭い範囲にデータが集中している場合、その付近の密度は大きな値になります。積分した面積が1に収まっていれば問題ないためです。
密度と確率を混同するとこの点で誤解します。「密度は濃さであって確率ではない」と押さえておくと迷いません。
🎯 G検定での押さえどころ
- 連続分布における確率の濃さ
- 確率そのものではない(積分で確率になる)
- 正規分布の曲線が典型例
⚠️ よくある誤りの選択肢
- 「確率密度の値はそのまま確率を表す」→ 誤り。積分して初めて確率になります
📘 もっと深く学ぶ
- 数式レベルまで踏み込んだ解説 → 医療AIナビ「一般的な確率分布」(E資格向け)
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