価値原則とは
価値原則とは、「人間中心のAI社会原則」などで示される、AIが目指すべき基本的な価値観を指します。人間の尊厳の尊重・多様性の尊重と包摂性・持続可能性が基本理念にあたります。
この用語はG検定シラバスの「8. 国内外のガイドライン」に含まれます。 章全体の用語は用語解説⑧(全45語)にまとまっています。
一言でいうと
AIが社会で目指すべき、いちばん土台になる価値観のことです。
人間中心のAI社会原則
日本政府が示した指針で、3つの基本理念を掲げています。
- 人間の尊厳が尊重される社会
- 多様な背景を持つ人々が多様な幸せを追求できる社会(包摂性)
- 持続性ある社会
AIを目的ではなく手段として位置づけるという姿勢が貫かれています。
7つのAI社会原則
基本理念のもとに、より具体的な原則が置かれています。人間中心、教育・リテラシー、プライバシー確保、セキュリティ確保、公正競争確保、公平性・説明責任・透明性、イノベーションの7つです。
AI倫理で挙げられるテーマと重なりが大きいことが分かります。国際的な議論とも整合が図られています。
原則から実装へ
価値原則は抽象度が高く、そのままでは行動に移せません。
そこでAIガバナンスやAIポリシーを通じて組織ごとの具体的なルールへ落とし込みます。
理念・原則・実務の三層構造で捉えると、それぞれの位置づけが整理しやすくなります。
🎯 G検定での押さえどころ
- 人間中心のAI社会原則などで示される
- 基本理念は3つ=人間の尊厳/多様性・包摂性/持続可能性
- 公平性・説明責任・透明性は7つのAI社会原則の側
- AIは目的ではなく手段という位置づけ
⚠️ よくある誤りの選択肢
- 「人間中心のAI社会原則は法的拘束力を持つ規制である」→ 誤り。ソフトローにあたる指針で、罰則はありません
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