混同行列とは
混同行列とは、分類結果を4つの要素で整理した表です。TP(真陽性)・FP(偽陽性)・TN(真陰性)・FN(偽陰性)から構成され、分類の性能指標すべての基盤になります。
この用語はG検定シラバスの「10. モデルの選択・評価」に含まれます。 章全体の用語は用語解説②(全62語)にまとまっています。
一言でいうと
分類の結果を「正解だったか」「陽性と判定したか」の組み合わせで4つに整理した表です。
4つのマス
| 予測:陽性 | 予測:陰性 | |
|---|---|---|
| 実際:陽性 | TP(真陽性) | FN(偽陰性) |
| 実際:陰性 | FP(偽陽性) | TN(真陰性) |
覚え方のコツは、1文字目が「予測が当たったか」(T=当たり/F=はずれ)、2文字目が「何と予測したか」(P=陽性/N=陰性)と読むことです。
たとえばFNは「はずれ・陰性と予測」なので、本当は陽性なのに陰性と判定した見逃しだと分かります。
すべての指標の出発点
正解率・適合率・再現率・F値はいずれもこの4つの値から計算されます。ROC曲線も同様です。
多クラス分類ではクラス数×クラス数の表に拡張されます。
不均衡データでの見方
陽性がごく少ないデータでは、TNばかりが極端に大きくなります。その結果、正解率は高く見えてもTPがほとんど無いという事態が起こります。
混同行列を作れば「そもそも陽性を検出できているか」が一目で分かるため、数値だけを見るより実態をつかみやすくなります。
🎯 G検定での押さえどころ
- TP・FP・TN・FNの4要素からなる
- 1文字目=当たりはずれ、2文字目=予測した内容
- すべての分類指標の基盤になる
⚠️ よくある誤りの選択肢
- 「混同行列は回帰モデルの評価に用いる」→ 誤り。分類の評価に用います
- 「FNは実際は陰性なのに陽性と判定した誤りである」→ 誤り。それはFPです
📘 もっと深く学ぶ
- 数式レベルまで踏み込んだ解説 → 医療AIナビ「性能指標」(E資格向け)
- 手を動かして確かめる → ROC曲線・しきい値シミュレータ
関連する用語
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