構文解析とは
構文解析とは、文中の単語間の主述関係や修飾関係を解析し、木構造(構文木)などで表現する処理です。係り受け解析・依存構造解析が代表的です。
この用語はG検定シラバスの「27. 自然言語処理」に含まれます。 章全体の用語は用語解説⑤(全133語)にまとまっています。
一言でいうと
どの単語がどの単語にかかっているかを解析し、文の構造を明らかにする処理です。
なぜ必要なのか
「黒い目の大きな犬」は「黒い目」の犬なのか、「黒い」「目の大きな」犬なのかで意味が変わります。
単語を並べただけでは判断できません。どの語がどの語を修飾しているかを明らかにすることで、正確な意味理解に近づきます。
形態素解析との順序
一般的には、形態素解析で文を単語・形態素に分割したあと、構文解析で文の構造を解析します。
ただしこれは古典的な処理の流れであり、近年は形態素解析を独立した前処理として置かず、統合的に解析する手法もあります。
近年はBERTなどの分散表現を用いたニューラルネットワークによる構文解析が主流になっています。
2つの解析方式
- 係り受け解析:どの文節がどの文節にかかるかを求める。日本語で一般的
- 句構造解析:文を句のまとまりとして階層的に分解する
言語の性質によって適した方式が異なります。
🎯 G検定での押さえどころ
- 単語間の係り受け関係を解析する
- 結果は構文木などで表現される
- 一般的には形態素解析のあとに行う
⚠️ よくある誤りの選択肢
- 「構文解析は文を単語に分割する処理である」→ 誤り。それは形態素解析です
- 「一般的な処理の流れでは構文解析を先に行う」→ 誤り。通常は形態素解析が先です
📘 もっと深く学ぶ
- 数式レベルまで踏み込んだ解説 → 医療AIナビ「自然言語処理の概要」(E資格向け)
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