ウォーターフォールとは
ウォーターフォールとは、工程を順序通りに一方向で進める開発手法です。後戻りが困難なため、試行錯誤を要するAI開発には不向きな場合が多く、G検定ではアジャイルとよく対比されます。
この用語はG検定シラバスの「35. AI プロジェクトの進め方」に含まれます。 章全体の用語は用語解説⑥(全52語)にまとまっています。
一言でいうと
上流から下流へ順番に進める開発手法。滝のように後戻りできません。
なぜ後戻りが難しいのか
各工程が完了してから次へ進むため、後の工程で問題が見つかると手戻りが大きくなります。設計まで戻れば実装もやり直しです。
AI開発では「学習させたら精度が出なかった」ことが普通に起こります。そのたびに大きな手戻りが発生するため相性が良くありません。
不向きだが無意味ではない
要件が明確で変更が想定されない開発では、計画が立てやすく進捗も管理しやすいという利点があります。
「古い手法だから劣る」のではなく、不確実性の度合いによって適不適が変わると理解するのが正確です。
どこで使われているか
ウォーターフォールは古い手法として語られがちですが、要件が明確で変更が許されない領域では今も標準的です。
法規制の要求を満たす必要があるシステムや、安全性の検証に厳格な手順が求められる分野が該当します。工程ごとの成果物と承認記録が残ることが、この手法の強みになる場面もあります。
混同しやすい用語との違い
| 用語 | ポイント |
|---|---|
| ウォーターフォール | 一方向。後戻り困難。要件が明確な開発向き |
| アジャイル | 短期反復。柔軟。AI開発向き |
🎯 G検定での押さえどころ
- 工程を一方向に進める
- 後戻りが困難
- AI開発には不向きだが、要件が明確なら有効
⚠️ よくある誤りの選択肢
- 「ウォーターフォールは仕様変更に柔軟に対応できる」→ 誤り。困難です
関連する用語
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