G検定対策
④ ディープラーニングの要素技術 / 25. データ拡張

RandAugumentとは

RandAugmentとは、あらかじめ用意された複数のデータ拡張操作からランダムに選んで適用し、調整すべきハイパーパラメータを2つに単純化した手法です。調整の手間を大きく減らしつつ、高い性能を実現できます

※ シラバスの表記は「RandAugument」ですが、提案論文などでの名称は「RandAugment」です。
この用語はG検定シラバスの「25. データ拡張」に含まれます。 章全体の用語は用語解説④(全60語)にまとまっています。

一言でいうと

用意された拡張からランダムに選んで適用し、調整項目を2つに絞った手法です。

複数の変換をランダムに組み合わせた例

複数の変換をランダムに組み合わせた例

何が問題だったのか

データ拡張にはRotateCropBrightnessなど多くの手法があります。

「どれを、どの強さで、どう組み合わせるか」は膨大な組み合わせになり、グリッドサーチで探すのは現実的ではありませんでした。

調整するのは2つだけ

RandAugmentは、この探索を大幅に単純化しました。決めるのは基本的に次の2つだけです。

どの手法を使うかは毎回ランダムに選ばれます。AutoAugmentのような複雑なポリシー探索を行わず、N(適用する変換数)とM(強度)という2つのハイパーパラメータに簡略化したことで、調整が現実的な手間で済むようになりました。

自動化の流れ

データ拡張の設計を自動化する試みには段階があります。

「凝った探索より単純化のほうが実用的だった」という流れは、機械学習でしばしば見られる展開です。

🎯 G検定での押さえどころ

  • 用意された拡張からランダムに選んで適用する
  • 調整するのはN(変換数)とM(強度)の2つ
  • ハイパーパラメータ調整の手間を削減

⚠️ よくある誤りの選択肢

  • 「RandAugmentでは適用する拡張手法を人が1つずつ指定する」→ 誤り。ランダムに選ばれます

📘 もっと深く学ぶ

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