③ ディープラーニングの概要 / 16. 最適化手法
イテレーションとは
イテレーションとは、ミニバッチ1回分のデータを用いて重みを1回更新する単位です。1エポックあたりのイテレーション数は「データ数 ÷ バッチサイズ」で与えられます。
この用語はG検定シラバスの「16. 最適化手法」に含まれます。 章全体の用語は用語解説③(全52語)にまとまっています。
一言でいうと
重みを1回更新することを1イテレーションといいます。
エポックとの違い
エポックはデータを1周する単位、イテレーションは重みを1回更新する単位です。数える対象がまったく違います。
1エポックの中に、通常は複数のイテレーションが含まれます。バッチサイズが小さいほどイテレーション数は増えます。
計算してみる
訓練データ10,000件、バッチサイズ50の場合——
- 1エポックあたりのイテレーション数 = 10,000 ÷ 50 = 200回
- 20エポック回すなら、総更新回数は 200 × 20 = 4,000回
この形の計算は、式さえ覚えておけば確実に対応できます。
用語を取り違えないために
「何回更新したか」をすぐ答えられるよう、次の対応で覚えておくと確実です。
- イテレーション=更新の回数
- エポック=データを何周したか
- バッチサイズ=1回に使うデータ数
この3つが分かれば、どれか2つから残り1つが計算できます。
混同しやすい用語との違い
| 用語 | ポイント |
|---|---|
| イテレーション | 重みを1回更新する単位 |
| エポック | 全データを1周する単位 |
🎯 G検定での押さえどころ
- 重みを1回更新する単位
- 1エポックあたりのイテレーション数 = データ数 ÷ バッチサイズ
- エポック(全データ1周)との区別
⚠️ よくある誤りの選択肢
- 「イテレーションは全データを1周する単位である」→ 誤り。それはエポックです
- 「バッチサイズを大きくするとイテレーション数も増える」→ 誤り。減ります
📘 もっと深く学ぶ
- 数式レベルまで踏み込んだ解説 → 医療AIナビ「基本的なアルゴリズム」(E資格向け)
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