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Lesson 1 / 20

はじめてのPython

このレッスンで学ぶこと

  • Pythonとは何か・なぜ医療AIで使われるかを理解できる
  • print() 関数で文字や数字を画面に表示できる
  • 文字列をシングルクォート/ダブルクォートで書ける
  • # でコメントを書いてコードに説明を加えられる

1. Pythonとは?なぜ学ぶのか

Python は、世界で最も広く使われているプログラミング言語のひとつです。 英文に近い読みやすい文法と、インデント(字下げ)でブロックを表すシンプルな書き方が特徴です。 他の言語と比べて習得しやすく、プログラミング未経験からでも基礎を数週間〜数か月で身につけられます。

Pythonが選ばれる3つの理由:

  • シンプルな文法 — コードが英文のように読めるため、初学者でも意図を把握しやすい
  • AI・機械学習の標準語 — PyTorch・TensorFlow・scikit-learn など、主要なAIライブラリはすべてPythonで書く
  • 豊富なエコシステム — 医療・画像処理・統計解析など、あらゆる分野のライブラリが揃っている

医療AI分野では特にPythonが重要です。CT・MRI画像の解析AIの実装、電子カルテデータの統計処理、 研究論文のモデル再現まで、現場で使われる多くのツールがPythonで書かれています。 E資格・G検定の試験問題でもPythonのコードが頻出するため、資格取得を目指す方にも必須スキルです。

このコースを最後まで進むと、クラス設計・NumPy・CSV処理を組み合わせた 患者データ管理システムを自分の力で書けるようになります。 まずは最初の一歩 — print() から始めましょう。

2. print() で文字を表示しよう

Pythonで何かを画面に表示するときは print() 関数を使います。 カッコの中に表示したい内容を書くだけです。 下のセルの「▶ 実行」ボタンを押して確認してみましょう。

sample_1.py
Ctrl+Enter
出力

💡 ポイント: print は英語で「印刷する」という意味ですが、 プログラミングでは「画面に表示する」という意味で使います。 print() を複数行書くと、それぞれが1行ずつ出力されます。

3. 文字列(テキスト)の書き方

Pythonで文字(テキスト)を扱うときは、引用符(クォート)で囲みます。 シングルクォート ' でもダブルクォート " でも、どちらでも使えます。

引用符で囲まれた文字のことを 文字列(string) と呼びます。 日本語・英語・数字・記号など、どんな文字でも書けます。

sample_2.py
Ctrl+Enter
出力

⚠ 注意: 開始と終了の引用符は同じ種類にしてください。 "Hello' のように混在させるとエラーになります。 試しにわざとエラーを起こして、エラーメッセージを確認してみるのも良い練習です。

4. コメントでコードに説明を書こう

#(シャープ)から行末までは コメント として扱われ、 プログラムの実行には影響しません。コードの説明メモとして使います。

sample_3.py
Ctrl+Enter
出力

コメントはコードを読む人(将来の自分も含む)への説明文です。 何をしているコードなのか、なぜそう書いたのかをメモしておきましょう。 PyTorchやAIモデルの実装では、コメントの質がコードの価値を大きく左右します。

5. 練習問題

各セルのコードを書き換えて「▶ 実行」を押してみましょう。「↺ リセット」で元のコードに戻せます。

問題 1

自分の名前を表示しよう

print() を使って、あなたの名前を表示してみましょう。
「山田太郎」のように自分の名前に書き換えて実行してください。

exercise_1.py
出力
ヒントを見る(答え+解説)
# あなたの名前を表示しよう
print("山田太郎")

print() の括弧の中に引用符で囲んだ文字列を書けば画面に表示できます。シングルクォートでも動作します。

問題 2

複数行のメッセージを表示しよう

print() を3回使って、3行のメッセージを表示してみましょう。
どんな内容でも構いません。自由に書いてみてください。

exercise_2.py
出力
ヒントを見る(答え+解説)
# 3行のメッセージを表示しよう
print("1行目:今日の体重は65kg")
print("2行目:血圧は128/82mmHg")
print("3行目:SpO2は98%")

print() を複数行書くと、上から順に1行ずつ出力されます。それぞれ独立した行として実行されます。

問題 3

コメントを追加してコードを説明しよう

下のコードにコメント(#)を追加して、何をするコードか説明を書いてみましょう。
コメントは実行結果に影響しないことも確認してください。

exercise_3.py
出力
ヒントを見る(答え+解説)
# Pythonの最初のプログラム(コメントは実行されない)
print("Hello, Python!")  # あいさつを表示
# コメントがあっても実行結果は変わらない
print("コメントを追加してみよう")  # 2行目

# から行末まではコメントとして扱われ、実行結果に影響しません。コードの意図を説明するために積極的に使いましょう。

まとめ

このレッスンのポイント

  • print("テキスト") で文字を画面に表示できる
  • 文字列は "' で囲む(どちらでもOK)
  • # から行末はコメント(実行されない)
  • print() を複数行書くと、それぞれが1行ずつ表示される
  • セル同士は同じPython環境を共有する(次のレッスンで体験)

最後に、自由にコードを書いて試してみましょう。今まで学んだことを組み合わせてください。

free_practice.py
出力

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