📋 この記事の目次
E資格2026#2の基本情報(試験日・申込)
まずは試験の枠組みを正確に押さえましょう。日程から逆算することが、直前対策のスタートラインです。
| 試験日 | 2026年8月28日(金)〜8月30日(日)(希望する会場・日時を選択して受験) |
|---|---|
| 申込期間 | 2026年6月1日〜受験日前日まで(受付中) |
| 形式 | 試験時間120分・多肢選択式(100問超)。テストセンターでのCBT方式 |
| 受験資格 | JDLA認定プログラムを試験日の過去2年以内に修了していること |
⚠ 最新情報は必ず公式で確認を
日程・会場・要件は変更される場合があります。受験前に必ず JDLA公式サイト と申込先のピアソンVUEで最新情報を確認してください。まだ申し込んでいない方は、会場の席は先着で埋まっていくため、日程だけでも早めに確保するのがおすすめです。
残り8週間の学習計画 ── 週次ロードマップ
直前期の失敗で最も多いのは、「全部やり直そうとして、どれも中途半端になる」ことです。残り8週間は「弱点の特定 → 集中補強 → 演習で仕上げ」の3段構えで、やることを絞り込みます。
| 期間 | やること |
|---|---|
| 〜7月中旬 弱点の特定 |
シラバス全範囲を1周ざっと総ざらいし、「説明できない項目」に印をつける。認定プログラムの修了テストや問題集の1周目で間違えた分野を記録する |
| 7月下旬 集中補強 |
印のついた弱点分野だけを集中的に学び直す。並行してコード読解の練習を開始(→ セクション4) |
| 8月上旬 演習1周目 |
問題集・模試を本番のつもりで1周。正答率よりも「間違いの分類」(知識不足/計算ミス/読み違い)を重視する |
| 8月中旬 演習2周目 |
間違えた問題だけを2周目で潰す。時間を計って時間配分の感覚を体に入れる(1問あたり約70秒) |
| 直前1週間 総仕上げ |
新しい教材には手を出さない。間違いノートと要点の見直しに絞り、睡眠と体調を最優先にする |
💡 学習時間の目安
働きながらの場合、平日1〜2時間+休日3〜4時間で週10〜15時間が現実的なラインです。8週間で約80〜120時間を確保できれば、基礎ができている方の直前対策としては十分に戦えます。
分野別・直前に点が伸びる総復習ポイント
E資格は範囲が広いため、直前期は「配点効率」で考えます。このセクションの項目は、次の2つの基準でピックアップしました。
- 出題頻度高頻度で出題されるとされるテーマ:公式シラバスでの扱いの大きさ、市販問題集での出題数、合格者の受験報告、そして筆者自身の受験経験をもとにした目安です
- 暗記コスパ簡単に覚えられて、そのまま得点になるもの:公式1本・対比1行で仕上がり、直前でも間に合う項目です
⚠ 「出題頻度」について
E資格の実際の出題内容は非公表であり、出題傾向を保証するものではありません。あくまで学習の優先順位づけの目安としてご活用ください。
応用数学 ── 「手を動かす計算」を思い出す
- 頻度◎暗記◎ベイズの定理:「事後確率∝尤度×事前確率」の公式1本。数値を当てはめる計算問題まで含めて、覚えた分だけ確実に取れます
- 頻度◎暗記◎情報理論の定義式:自己情報量 −log P → エントロピー(その期待値)→ クロスエントロピー −ΣP log Q。定義式の「形」を3点セットで覚えるだけで、定義問題にも計算問題にも対応できます
- 頻度◎暗記◎KLダイバージェンス:定義式 ΣP log(P/Q) に加えて、「非対称(P‖QとQ‖Pで値が異なる)」「同じ分布なら0」の2性質まで覚えれば十分戦えます
- 頻度○暗記◎代表的な確率分布:ベルヌーイ分布の期待値 p・分散 p(1−p) は公式そのままで計算問題に使えます。二項分布・正規分布の形も合わせて確認を
機械学習 ── 評価まわりは「表1枚」で仕上がる
- 頻度◎暗記◎評価指標:再現率=TP/(TP+FN)、適合率=TP/(TP+FP)、F1は調和平均。混同行列の表1枚を書ければ全部導けます
- 頻度◎暗記◎正則化:「L1=スパース化(重みが0に)/L2=重みを小さく保つ」の対比1行で覚えられます
- 頻度○暗記◎交差検証:「データをk分割し、学習と検証を入れ替えながらk回評価して平均する」と一言で言えればOK。ホールドアウト法との違いもセットで確認を
深層学習 ── 計算問題は「型」で取る
- 頻度◎暗記◎定番の微分公式:シグモイドの微分 σ(1−σ)、tanhの微分 1−tanh²。逆伝播の計算問題は、この定番形の暗記が出発点です
- 頻度◎暗記◎CNNの出力サイズ計算:(H+2P−K)/S+1 の公式1本。理論でもコード問題でも使う、暗記コスパ最強クラスの1行です
- 頻度◎暗記○最適化手法の系譜:SGD→Momentum→AdaGrad→RMSprop→Adamを「何を改善したか」の流れで1本のストーリーとして覚えます
- 頻度◎暗記○Transformer:Self-Attentionの計算の流れ(Q・K・V→スケール→softmax)とMulti-Headの役割。近年のシラバスで存在感が大きいテーマです
開発・運用環境 ── 「対比の暗記」だけで仕上がる得点源
- 頻度○暗記◎分散学習:「データ並列=データを分ける/モデル並列=モデルを分ける」の対比1行
- 頻度○暗記◎モデル軽量化:量子化・蒸留・枝刈りの3単語とそれぞれの一言説明だけで戦えます
- 頻度○暗記◎Docker:「RUN=ビルド時/CMD=起動時」の対比。基本命令の役割を覚えるだけで得点源になります
各分野の詳しい解説は、E資格対策ページの試験内容解説(無料)にまとめています。弱点分野の学び直しに活用してください。
コード問題は「読む練習」で仕上げる
E資格で意外と対策が手薄になりがちなのが、コードを読んで答える問題です。本番では自分でコードを書くのではなく、提示されたPyTorch等のコードの「出力・穴埋め・誤り」を短時間で判断する力が問われます。
直前期に効くのは、書く練習よりも読む練習です。具体的には次の3つの「型」を、コードを見た瞬間に追えるようにしておきます。
- shapeの変化:Conv→Poolで空間サイズがどう変わるか、flattenで全結合に何が渡るか
- 学習ループの順序:zero_grad → 順伝播 → 損失 → backward → step の5拍子
- 損失関数の約束事:CrossEntropyLossにはロジットのまま渡す(softmaxを付けない)、ラベルは整数型
💡 無料でコード読解を鍛えるなら
当サイトのE資格コーディング対策コース(無料・全12レッスン)は、まさにこの「読む力」を鍛えるためのコースです。ブラウザだけでPyTorchコードの読み解きを順に練習でき、直前期の総仕上げにも1周使えます。
実践模試で本番形式に慣れる
直前期の仕上げは、本番形式での演習に尽きます。知識が入っていても、120分・100問超のペース感に慣れていないと、後半に時間が足りなくなるのがE資格です。
当サイトでは、直前対策用に2種類の実践模試を用意しています。理論で知識の穴を見つけ、コードで読解を仕上げる2本立てが最短ルートです。
E資格 実践模試で総仕上げ
理論網羅の100問(数式・実装問題も収録・解説80ページ超)と、コード読解特化の52問(shape・処理順・API・バグ発見/全問詳細解説つき)。E資格2026#2(8/28-30)に向けた総仕上げに、セットでの演習がおすすめです。🔥 随時セール開催中。
模試の使い方のコツは、1周目は「本番のつもりで時間を計る」、2周目は「間違いの原因を言葉にする」ことです。「知らなかった」のか「読み違えた」のか「計算をミスした」のかで、直前にやるべき対策が変わります。
当日の戦い方 ── 時間配分と解答戦略
E資格は120分で100問超、1問あたり約70秒の時間との戦いです。当日は次の戦略で挑みましょう。
- 2段階で解く:1周目は「即答できる問題」だけを拾い、迷う問題はフラグを立てて飛ばす。2周目でフラグ問題にじっくり取り組む
- 計算問題に沼らない:逆伝播や行列の計算問題は1問に3分かけない。詰まったらフラグを立てて先へ
- コード問題は入力のshapeをメモ:最初に入力の形を書き出し、上から順に追うと読み違いが激減します
- 見直しはフラグ→自信のない問題の順:全問見直す時間はないため、優先順位をつける
- 空欄は残さない:多肢選択式なので、わからなくても必ずどれかを選ぶ
💡 前日〜当日の過ごし方
前日は新しい問題を解かず、間違いノートの見直しと持ち物・会場アクセスの確認だけに留めます。CBT方式は会場・時間を選べるぶん、自分の集中しやすい時間帯を選んでおくのも立派な戦略です。
まとめ ── 直前期にやらないことを決める
直前対策の本質は、やることを増やすことではなく、「やらないこと」を決めて残りに集中することです。最後に要点をまとめます。
- 試験日は8月28日〜30日。日程から逆算し、8週間を「弱点特定→集中補強→演習仕上げ」の3段構えで使う
- 直前に伸びるのは、評価指標・計算の型・開発環境などの「型で取れる」分野
- コード問題は書くより読む練習。shape・学習ループ・損失の3つの型を反射で追えるように
- 仕上げは本番形式の模試で時間配分を体に入れる
- 直前1週間は新しい教材に手を出さず、体調管理を最優先に
ここまでやり切れば、あとは当日、いつも通りの力を出すだけです。あなたの合格を応援しています。